なぜエンジニアに、仕事がアサインできていない時間(=アイドル時間)が生まれるのか?

アイドル
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1.アイドル時間が発生するという「業界あるある話」

開発請負業にとっての大きな問題は、エンジニアの時間が埋まり切らないアイドル時間が頻繁に発生することです。その時間内は開発設計を行っていませんので、当然ながら売上が立ちません。
これは開発請負業界での「あるある話」なんですね。

一方、派遣契約で顧客社内で業務に従事している場合は、基本的にアイドル時間は発生しません。 また、時間あたりのチャージで確実に売上が立ちます。

このような事情から、派遣業の企業が開発請負を手掛け始めたとき、アイドル時間が想定外に発生して、派遣業態との大きなギャップに驚くことになります。

そして、「アイドル時間がこんなに出るのなら、やはり派遣業だけに特化しておこうか」などと思い始めてもおかしくありません。

2.それではなぜ、アイドル時間が発生してしまうのでしょうか?

(1)受注の絶対量が不足している

社内請負開発に携わるエンジニア数と仕事量がバランスしておらず、常に仕事量が不足しているという状態です。特に中小企業は人員を営業に割くことが難しく、営業部隊が小さかったり、小規模事業者であれば営業担当が一人もいないため社長が兼務でやっているというところもあります。

もともと仕事の受注力が、抱えているエンジニア数よりも不足していれば、恒常的にアイドル時間が発生してしまいます。

(2)派遣契約終了に伴ってアイドル時間が発生する

派遣業と開発請負の両方を行っている企業では、派遣契約が終了となったエンジニアの次の派遣先が見つからず、繋ぎとして社内開発請負部隊に入ってもらうことがあります。 その場合、すぐには開発請負の追加の仕事が受注できないということがあります。これも(1)と同様、エンジニア数に見合う受注力が不足していると言えるケースです。

(3)時期によるアイドル時間の発生

得意先の期初においては、開発設計案件がまだ動き出していない状況から始まります。1、2か月経つ頃に先方の開発設計の仕事が始動し、問合せをいただくようになることからアイドル時間が発生します。

客先から本格的に受注がいただけるまでの1~2か月をどう乗り切るかが課題となります。

 

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掲載画像 ©iStockphoto.com/ by Getty Images